にっせん奮闘記

新任の小学校教諭です!日々の学びを記録していきます!

4月は絶対に手綱を離すな

 突然の休校指示からもう2週間が経ちました。早いもので、私はこの休み期間に様々な作業をしようと思っていたのですが、なかなか進んでおりません💦

 そして、そうこうしている間にもう4月が来ようとしています。学校によってはもう来年の人事が発表され、学級開きを考えている方も多いかと思います。私も、次年度に向けて今までの反省を生かして4月の始め方を考えてみました。

初年度の学級経営の反省

 私は新卒でそのまま担任となり、3年の担任を持ちました。学級崩壊こそ起こしませんでしたが、子供のことが見えておらず、特性の強い児童が不適応を起こしてしまいました。このころの自分は主導権を持たなくてはと言う意識は強かったのですが、そのために具体的に何をしたら良いかが分かっていませんでした。

teachers-job.com

この、ともはる先生のブログと全く同じことをしていました。主導権を握られないようにと思ってねらいがない、「ただ厳しい」指導を行なっていたのです。このブログを書いたともはる先生の著書”ユニバーサルデザイン学級への6原則”に、「行動科学の原則」という項目があります。その中で「不適切な行動を減らしても、空白の時間にまた不適切なことが起こる」と書かれており、自分はまさにそれを実践していたのです。ですから、2年目は「適切な行動を増やすことで不適切な行動を減らす」ということを意識して学級経営を行いました。

 

2年目の学級経営の反省

 2年目は2年生の担任を持ちました。前年度の反省を生かし、肯定的な声掛けで適切な行動を増やしていきました。学級はなんとなくうまく回りました。様々、課題もありましたが、行動は素早く、授業中も友達の意見をしっかり聞いて、議論することができました。しかし、何か物足りないのです。穏やかな子が確かに多いクラスではありましたが、みんなどこか自信がないというか、時々授業中にどんよりとした空気が漂うことがありました。昨年とは違い、何か問題があるわけではないのですが、うまくいっているとは言えない、そんな感じでした。

 そこで、来年度はクラスに活気を持たせるために、少し違ったアプローチもしてみたいなと思っています。

 

 続きはまた次のブログで。

niwasen.hatenablog.com

 

ブログの中で紹介した本です。みんなが安心して過ごせるクラスにするために必要な情報が書いてあります。初任者にオススメしたい本No.1です!!

https://www.amazon.co.jp/特別支援教育の知識で全員を育てる!-ユニバーサルデザイン学級への6原則-前田智行/dp/B07MKPVT1C/ref=sr_1_cc_1?s=aps&ie=UTF8&qid=1546207755&sr=1-1-catcorr&keywords=ユニバーサルデザイン学級への

子供が怒る理由は1つ

 最近物事をシンプルに考えることがにはまっています。抽象化とでもいいましょうか。今回は子供(というか人間)が怒る理由はとてもシンプルなのではないかと考えたので、ブログにしてみました。

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怒りとはどういう状態か

 大雑把に言うと、自身の身体や精神が危機にある時に生じる自己防衛反応が怒りと言う感情らしいです。ですので、怒りという感情自体は生存戦略の一つであり、悪者ではありません。

怒りがもたらすもの

 しかし、怒りっぽい人と一緒にいると疲れてしまいますよね。私は小学校で担任をしておりますので、子供達が怒りまくっていたら学級崩壊まっしぐらです。社会人としては上司や同僚の怒りを買ってしまうと仕事がスムーズにいかなくなります。配偶者やお子さんがいつも怒っていたら、プライベートでも気が休まらないですよね。生存にとって必要なものとはいえ、怒りっぽい人とはあまり一緒に居たくないものです。

怒らせている原因は誰にあるか

 怒りっぽい子(人)というのは確かに存在します。しかし、彼らも一つ一つなぜ怒っているのか理由があります。本人は「なんか気に食わない」と思っていることでも、客観的に分析すると様々な理由が見えてきます。「一緒に遊んでいた友達がルールを守らなかった。」「先生に注意された。」「ゲーム(アクティビティ)に負けた。」「テストで100点取れなかった。」「雨で外に出られない。」などなど、「え、そんな些細なことで怒るの?」と思ってしまうことで怒る子はたくさんいます。当然、怒らないように指導するという作戦もありますが、いちいち怒った後に対応していたらこちらも疲れてしまいます。なるべく彼らには穏やかに過ごしてほしいものです。

怒りの理由の根底にあるもの

 では、なぜそんな些細なことで怒ってしまうのでしょうか。それは、「自分の予想と現実のギャップ」です。この落差が大きければ怒り(人によっては悲しみ)が大きくなり、上げ幅が大きければ喜びが大きくなります。例えば、「一緒に遊んでいた友達がルールを守らなかった。」の背景には、「ルール通りにコーナーキックにしてくれたら、僕にパスが回ってきてうまくシュートが決まった。」という予想(期待)が頭に浮かんでいたのに、ラインをはみ出てもドリブルを続けている仲間がいるから「自分にボールが回って来ずに活躍できない。気持ちよくない。」という現実にギャップを感じ、もっともらしい理由(ルールを守らない)を見つけて怒るのです。ただ、子供はこの思考回路が無意識であるためうまく説明できず、大人は「なぜそんな些細なことで怒るのか」と思ってしまうのです。

 例えば「ノートをちゃんと取りなさい。」と言われてキレてノートを投げつける子供がいたとしましょう。その子は4月からの担任との関わりで、「この先生はサボっていても怒らないな。」という見通しがありました。それが、3学期になって管理職から「授業規律がなっていない」という指導を受け、急に注意しだしたのです。大人からすると「ノートを取らないことを注意しただけで、なぜ怒るのか。」と考えてしまいますが、その子なりの見通しが裏切られたために怒ったのです。当然今回はもっともらしい理由を見つけられなかったからでしょう、ノートを投げて教室から飛び出した後に話を聞いても、なぜ怒ったのか自分でも理解できていない様子でした。

黄金の3日間

 向山洋一氏は4月の始業式から3日間のことを、1年間の学級経営を決定づける「黄金の3日間」と呼びました。最初の3日間は、お互いの関係性がわからず、見通しが立たないので、現実とのギャップが比較的少なく、大人しく見えるのです。さらに、お試し行動が多いのも、見通しを持てたほうが安心するからでしょう。ですから、どの方も口を揃えて言っていることですが、「最初にいかに毅然とした態度を取り続けることができるか」が大切なのだと思います。ノートで注意されて怒っていた子も、「この先生はサボっていたら怒られる。」という見通しがあれば、そこまで怒らなかったことでしょう。

 自分の担任している子に、「こういうことは叱られる」「こういうことは褒められる」という見通しを持たせてあげることが、安心感のある学級経営には大切なのではないでしょうか。

2年目の読書術「主体読み」〜知識の断捨離〜


 みなさんは本をどのように読んでいますか。私は、集中力が持続しないので、ただ本を読むというのは結構な苦痛を伴います。こんな読み方がおすすめだよというものがあれば、ぜひ教えてください。

 そんな私でも結構頑張って、自分なりには本を読むようになりました。そうすると、以前はすべての情報が目から鱗だったのですが、今では「ああ、なんかこれ前もどこかで聞いたな」といった情報も増えてきました。なので、本棚を軽くするためにも、「主体読み」という読書術を実践しています。

 今回ご紹介する主体読みの大きな特徴は

「必ず項目ごとに立ち止まって内容を評価する」

というところにあります。

 それでは早速紹介します。 今回は私の大好きな那須先生が私の大好きな東洋館出版社から出している「資質能力と学びのメカニズム」で解説していきます。

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 まずは各ご家庭に一つはあるフォレスタネットの付箋を用意してください。(普通の小さめの付箋で構いません。)

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 適当に「知っている」「これ使えそう」「ようわからん」の3色を決めます。

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 そうしたら、目次の項目に従って読んでいきます。一つの項目を読み終えた時に、知っている内容ならその色の付箋を貼ります。

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 もし、この情報は何かに使えそうだぞと思ったらその部分に印をつけて、ページからはみ出るように付箋を貼ります。これはイメージしやすいのではないかと思います。

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 主体読みで提案したいのは、前者の「既有知識を自覚する」という所にあります。知っている情報なのか、使えそうな情報なのか、それともよくわからない情報なのか、項目ごとに立ち止まって必ず何かしらの評価を行うことで、より主体的に情報を取り込むことができます。意外と、知っているの付箋をつけるのは勇気がいりますが、あえて自信をもって「知っている」の付箋を貼ることで知識がインプットされるのかもしれません。

 最後に、目次で振り返りを行います。知っているを貼った項目には☑️使えそうを貼った項目には⭕️をつけます。そうすることで、この本にはいったい何が書かれているのか、目次を見ただけで思い出すことができます。

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 この読み方をすることによって、自分は何がわかっていて、この本からどんな知識を得ることができたのかを認知することができます。もし、この冬休みにやってみたという方はぜひご感想をいただけると嬉しいです。

 それでは、みなさん良いお年を〜😄

1点突破型?オールラウンダー型?

 こんにちは。初めまして。にっせんと申します。昨年度はありがたいことにいくつかお話をさせていただく機会がありましたが、しばらくブログを書いていないと思っていたら、前回の記事はなんと12月3日(笑)なんと丸1年経ってしまいました。いやあ、月日が経つのは早いものですねぇ。

 ちなみに、前回の記事はwatcha学生&若手の時の記事でした。あの頃の自分は、特に武器と言えるような強みもなく、強いていうなら理科の実験は人よりも多く知っているというくらいでした。皆さんには武器と呼べるような強みはありますか?

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 しかし、かきみんさんから声をかけられ、何もないところから生み出したのが新卒初任だからこそ発信すべき理由だったわけです。あそこで何もないところから生み出すために、かなり指導要領を読み込んだので、結果的にはすごく勉強になりました。

 そして、そんなにっせんの4月、担任発表です。担任は〜2年生!!

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 はい。唯一多少の強みだった理科は装備から外れ、丸裸同然で担任として教壇に立つことに・・・。当然、昨年度よりは様々な知識や経験を得ていたので、自力は上がっていましたが、これといった装備はありませんでした。

 そこで、新しい装備を身につけるべく今年は国語1本に絞って勉強をさせていただきました。6年間で最も配当時数が多い国語に自信をもてると、安定して学級経営できると考えたからです。ユニバーサルデザインの考えを取り入れ、誰もが参加できる授業でありながら、全員が白熱して議論するような授業を目指し、学び続けました。授業が変わると子供も変わるもので、以前よりは自信をもって手を挙げる姿や、必死になって問い返しに考える姿も見られるようになりました。まだまだではありますが、一応装備が増えたことにします。

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 さて、あとはこのあとどうするか。どうなりたいか。国語を勉強している先生方から、一緒に学ばないかとお声をかけていただくこともあり、とても嬉しいのですが、自分にはあまりにも装備が足りてなさすぎるのではないかとも思います。

 

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 1点突破で極めていくにしたって、丸腰で極めていくのは難しい。次は、算数や体育あたりをしっかり腰を据えて勉強して、盾とか胸当てを獲得していきます。一通り装備を獲得したら、何かに特化して学ぼうかなと思っています。皆さんの装備はどんな感じですか?

 

 

 

 

新卒初任「だからこそ」発信すべき理由

こんにちは!

学生and若手watchaで前で話す機会をいただいたにっせんです。

今日は発信するものがないと感じている人ほど、発信するべきであると感じていることについてブログを書かせていただきます。

 

 

一、自分の学びになる

(1)主体的な学び

 主体的な学びについて、文部科学省の例を借りると、

 学ぶことに興味や関心を持ち、毎時間、見通しを持って粘り強く取り組むとともに、自らの学習をまとめ振り返り、次の学習につなげる。

というように、興味関心の他、「見通し」「粘り強く」「振り返り」といったキーワードが含まれています。

 そして、「見通しをもって粘り強く」学ぶためには、「学びの表現」を想定して学ぶことが大切です。せっかく学ぶのだから、それがどこかに生かせると、学びへの気持ちも高まります。

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 何かに似てますね笑

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 さて、その表現の場というものはどのようなものがあるのでしょうか。

 なんといっても、我々教師の最大の学びの表現は、「授業実践」と「生徒指導」ですよね。しかし、学んだことをその場ですぐに実践できるものもあれば、今すぐには実践できない物もあります。

 そこで、ノートに記録しておいて、とっておくこともできますが、せっかくなのでそれをみんなに向けて公開してしまいましょう。そうしていくことで、ほかの人が見ることを意識するため、自分の考えがより普遍的なものになっていきます。

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 特に、ブログは学びを他者に表現しながら自分の学びを振り返ることもできるツールなので、とても便利です。

 

(2)対話的な学び

 TwitterなどのSNSで情報発信をしている先生は、休みの日なのに教育のことを考えている変態です。そんな先生方とお話をすると、とても面白く、勉強になります。

 「職場にいる先生から学びなよ」

と言われるかもしれません。もちろんそれはとても大切です。自分も空き時間には先輩の授業を見させてもらったり、自分の授業を見てもらって、ご意見をいただくということもあります。担当の指導教諭は毎日僕の授業を見ています。(汗)

 それでもいろんな先生方に会うメリットもあるのです。それが、”普遍的な答えを求めて議論をすることができる”ということです。

 現場の先生方には余裕がありません。やること膨大、サビ残祭り。

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 そんな中、「オススメの本はなんですか」とか「主体的・対話的で深い学びってどんなことをしていけばいいんでしょうか」みたいなこと話せますか?こいつやベーやつだなって思われますよね。

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飲み会の席とかならヤベーやつですみますけども、学校でこんなこと言い出したら、早く仕事終わらせろよってなってしまうわけです

 しかし、ほかの学校の先生と会って話すことで、教育についての話をすることのハードルが下がります。だってそういう話をするために集まっているのですから。

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 教育について熱く語ることが職場でもできると、素敵ですね。実は、自分の学校にはそういう人がたくさんいたのですが、そのことに気付くまでにだいぶ時間がかかってしまいました。

 

 まとめると、

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ということを、今のTwitterを上手に使うと実現できるのではないかなと思っています。

 

二、誰かの刺激になる

 自分はなっちゃんやガーナさんギンガスポーツさんからいつも刺激をもらっています。あいつらすげえなと。やっぱり同年代で頑張っている人を見ると燃えます。本読まなきゃ、学んだことまとめなきゃ、子供に優しい環境整備しなきゃ、、、

 自分は誰かの刺激になれているのでしょうか。正直そこまでブログだって書いているわけではないですし、今読むと恥ずかしいような記事も多いです。でも、この前watcha学生&若手で前で話をさせてもらったということは、少しは刺激になれているのかな、とも思います。

 

三、応援し応援される関係が出来上がる

 何もないというのはある種の武器です。あなたは、

「漫画を5巻くらいから貸してあげるよ」

と言われたら、どう思いますか?いやいや、最初から貸してくれよと思いませんか?あるいは中古のゲームを買ったとしましょう。前の人のデータ、消してから始めませんか?古本屋に行くと1巻だけ高くないですか?物語の始まりというのはそれだけ価値があるのです。

 今、新卒や初任で辛い思いをしている先生。それでもこういうことを頑張っているってことが絶対にあるはず。だって、頑張っていない人は辛くないんです。頑張っているのに認められないから、成果が出ないから、辛いんです。その頑張っていることを発信してみませんか。その発信はものすごく価値のあるものだと思います。辛い自分にとっても、辛いだれかにとっても、辛かっただれかにとっても。

 ブログを書いてみたよ、本を読んでこういうことがわかったよ、セミナーに行ってこんなところがすごいと思ったよ、隣のクラスの先生の授業を見てこういうことがすごいと思ったよ、、、。もし前向きな一歩を踏み出せたら、ぜひ、「#にっせん」で教えてください。全力でその一歩を応援します。一緒に成長して、一生かけて教師になりましょう。

まとめ

 自分は自分の学びを残すためにブログを始めました。なので、どうしてもそこに熱量が固まってしまいました。自分の発信って誰かの刺激になったり、面白いなって思ってくれたりしているのかなって意識するようになったのは本当に最近です。まずは、自分のために始めてみると、どんどん世界が広がって面白いですよ。そして始めてみた人は、ぜひにっせんに教えてください。全力で応援します。

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それでは。

 

これからの自分について

自分には何も無かった。

大学時代には色々な経験を通して自分を広げていったが、dreamerやhttps://twitter.com/i_am_a_dreamer5

なっちゃんhttps://twitter.com/1000Leaf723みたいに職場に直接つながる学びなんて全然していなかった。

そして、押しつぶされる1学期。勉強していたことなんて、そこの学校の常識には勝てない。まずは、「順応」と「ポジションの確立」が学校という村で自分の教育をやりやすくする。

2学期。

教職になってから学び続けたことが最近になってようやく有機的に自分の中で結びついてきて、子どもたちは授業を楽しみにしてくれているようになった。

自分はまだ職場の中でのポジションを獲得していないため、派手な実践をする勇気も無いし、今のクラスにその必要性もあまり感じていない。

とにかく、教材の面白さを分析する。それを授業の中で感じてもらうにはどうしたらいいか、ずっと考えてやってきた。

「主体的・対話的で深い学び」を視点にして、普通の授業をちょっとでも面白くする。初任なりに。これが、これからの自分の軸。

別にバックボーンが無いなら学んでつくればいい。

もしかしたら、その先にけテぶれを導入することになるかもしれないし、学び合いを導入するかもしれない。まだ、わからない。

ここまで、自分に向けて。

 

これから普通の授業実践をたくさん発信していきます。ぜひ、色んな方に意見をいただいて、普通の授業をちょっとでも面白く出来たらと思っています。

まだまだちいっちゃい木なんですが、いつか丈夫な軸のある、しなやかな学びの木をお見せできるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします。

 

一年前の自分へ

みなさん、お久しぶりです。

とある行事の担当になっていたため、憔悴しきっていたにっせんです。

やー、教師って忙しいですね。

改めて思いました。

そうして、私がひいひい言っている間に、教採の合否が通知されたらしく、こんなに人手不足が嘆かれているのに、よく落とす余裕なんかあるよなと思っております笑

そんな中、U- teacherがこんなツイートをしていたため、復帰一発目のブログはこれで行こうと思いました。

#ゼロ年次研修

 

1年前の自分にしておけと言いたいこと。

色んな本を読むのもいい。だけど、結局目の前に子どもがいないと本を読むのにもなんだかやらされている感じがする。やった方がいいのはわかるけど、、、意外と学生だってそんなに暇じゃない。そんな中、間違いなくこれだけはやっておけと思うことがある。

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指導書を読むのだ。何年生のものでもいい。

そして、単元の目標、身につけたい資質能力を探し出す訓練をするのだ。第何時でどんな力を身につけさせるのかを考えるのだ。それを短い時間で終わらせる訓練をするのだ。8月の私のブログを読むのだ笑

教師の世界は忙しい。謎の業務が山ほど降ってくる。それらをこなしながら授業を組み立てるのはとっても大変だ。そして、ろくに準備もできていない状態で子どもの前に立つのは本当に悔しいし、自分が嫌になる。どんどん精神がすり減っていく。

そうならないためには、2つ方法がある。

 

1つ目は、時短術を身につけ、鬼の速さで👹事務処理を行う。

2つ目は、教材研究を効率化して、鬼の速さ👹で授業準備を行う。

 

そして、事務処理能力に関しては、どこに赴任するかによって、事務作業の進め方が違うため、学生時代に訓練できることには限りがある。(もう赴任先が決まっているのなら、今からボランティアで入っておくとかなり4月が楽になる。)

しかし、後者に関してはどこの学校においても、日本であれば通用する力である。学習指導要領という抑えがある限り、訓練しておいて損はない。

特に、小学校国語に関しては大体の学校が光村図書で、あの分厚い指導書を読むことができる。しかし、詳しく丁寧である分、初心者にはどこに何が書いてあって、どこを授業に生かしていくべきなのかよくわからない。だから、それを使って短い時間で授業の構想を練る練習は、自分が何年生を担任する事になっても間違いなく生きる。

そして、教員を半年経験して、ようやくやった方がよかったなぁとしみじみ思っている教材研究をすでにやっている学生がいる。まあ、彼女の場合は、時短のためではなく、もっと崇高な目標のためにやっているのだが、、、。

恐ろしいただろう?教科書比較なんて、未だに専門の理科でしかやった事ないぞ。

正規で受かったからって浮かれるな。遊んでもいいが、来年の余裕の貯金は自分で作るんだ。

 

以上、昨年の自分に当てたブログでした。

あータイムスリップできないかなぁ。

さ、バカな事言ってないで、指導案書かなきゃ。