にっせん奮闘記

新任の小学校教諭です!日々の学びを記録していきます!

新卒初任「だからこそ」発信すべき理由

こんにちは!

学生and若手watchaで前で話す機会をいただいたにっせんです。

今日は発信するものがないと感じている人ほど、発信するべきであると感じていることについてブログを書かせていただきます。

 

 

一、自分の学びになる

(1)主体的な学び

 主体的な学びについて、文部科学省の例を借りると、

 学ぶことに興味や関心を持ち、毎時間、見通しを持って粘り強く取り組むとともに、自らの学習をまとめ振り返り、次の学習につなげる。

というように、興味関心の他、「見通し」「粘り強く」「振り返り」といったキーワードが含まれています。

 そして、「見通しをもって粘り強く」学ぶためには、「学びの表現」を想定して学ぶことが大切です。せっかく学ぶのだから、それがどこかに生かせると、学びへの気持ちも高まります。

f:id:NIWASEN:20181203075834p:plain

 何かに似てますね笑

f:id:NIWASEN:20181203075813p:plain

 さて、その表現の場というものはどのようなものがあるのでしょうか。

 なんといっても、我々教師の最大の学びの表現は、「授業実践」と「生徒指導」ですよね。しかし、学んだことをその場ですぐに実践できるものもあれば、今すぐには実践できない物もあります。

 そこで、ノートに記録しておいて、とっておくこともできますが、せっかくなのでそれをみんなに向けて公開してしまいましょう。そうしていくことで、ほかの人が見ることを意識するため、自分の考えがより普遍的なものになっていきます。

f:id:NIWASEN:20181203081346p:plain

 特に、ブログは学びを他者に表現しながら自分の学びを振り返ることもできるツールなので、とても便利です。

 

(2)対話的な学び

 TwitterなどのSNSで情報発信をしている先生は、休みの日なのに教育のことを考えている変態です。そんな先生方とお話をすると、とても面白く、勉強になります。

 「職場にいる先生から学びなよ」

と言われるかもしれません。もちろんそれはとても大切です。自分も空き時間には先輩の授業を見させてもらったり、自分の授業を見てもらって、ご意見をいただくということもあります。担当の指導教諭は毎日僕の授業を見ています。(汗)

 それでもいろんな先生方に会うメリットもあるのです。それが、”普遍的な答えを求めて議論をすることができる”ということです。

 現場の先生方には余裕がありません。やること膨大、サビ残祭り。

f:id:NIWASEN:20181203083207p:plain

 そんな中、「オススメの本はなんですか」とか「主体的・対話的で深い学びってどんなことをしていけばいいんでしょうか」みたいなこと話せますか?こいつやベーやつだなって思われますよね。

f:id:NIWASEN:20181203083548j:plain

飲み会の席とかならヤベーやつですみますけども、学校でこんなこと言い出したら、早く仕事終わらせろよってなってしまうわけです

 しかし、ほかの学校の先生と会って話すことで、教育についての話をすることのハードルが下がります。だってそういう話をするために集まっているのですから。

f:id:NIWASEN:20181203091818p:plain

 教育について熱く語ることが職場でもできると、素敵ですね。実は、自分の学校にはそういう人がたくさんいたのですが、そのことに気付くまでにだいぶ時間がかかってしまいました。

 

 まとめると、

f:id:NIWASEN:20181203092011p:plain

ということを、今のTwitterを上手に使うと実現できるのではないかなと思っています。

 

二、誰かの刺激になる

 自分はなっちゃんやガーナさんギンガスポーツさんからいつも刺激をもらっています。あいつらすげえなと。やっぱり同年代で頑張っている人を見ると燃えます。本読まなきゃ、学んだことまとめなきゃ、子供に優しい環境整備しなきゃ、、、

 自分は誰かの刺激になれているのでしょうか。正直そこまでブログだって書いているわけではないですし、今読むと恥ずかしいような記事も多いです。でも、この前watcha学生&若手で前で話をさせてもらったということは、少しは刺激になれているのかな、とも思います。

 

三、応援し応援される関係が出来上がる

 何もないというのはある種の武器です。あなたは、

「漫画を5巻くらいから貸してあげるよ」

と言われたら、どう思いますか?いやいや、最初から貸してくれよと思いませんか?あるいは中古のゲームを買ったとしましょう。前の人のデータ、消してから始めませんか?古本屋に行くと1巻だけ高くないですか?物語の始まりというのはそれだけ価値があるのです。

 今、新卒や初任で辛い思いをしている先生。それでもこういうことを頑張っているってことが絶対にあるはず。だって、頑張っていない人は辛くないんです。頑張っているのに認められないから、成果が出ないから、辛いんです。その頑張っていることを発信してみませんか。その発信はものすごく価値のあるものだと思います。辛い自分にとっても、辛いだれかにとっても、辛かっただれかにとっても。

 ブログを書いてみたよ、本を読んでこういうことがわかったよ、セミナーに行ってこんなところがすごいと思ったよ、隣のクラスの先生の授業を見てこういうことがすごいと思ったよ、、、。もし前向きな一歩を踏み出せたら、ぜひ、「#にっせん」で教えてください。全力でその一歩を応援します。一緒に成長して、一生かけて教師になりましょう。

まとめ

 自分は自分の学びを残すためにブログを始めました。なので、どうしてもそこに熱量が固まってしまいました。自分の発信って誰かの刺激になったり、面白いなって思ってくれたりしているのかなって意識するようになったのは本当に最近です。まずは、自分のために始めてみると、どんどん世界が広がって面白いですよ。そして始めてみた人は、ぜひにっせんに教えてください。全力で応援します。

f:id:NIWASEN:20181203121235p:plain

それでは。