教材研究の仕方(初任向け)
初任のみなさん、教材研究研究していますか?
はいそこのあなた、正直に!
というわけで、自分なりに最低限の教材研究というものを考えてみました。この方法なら全10時の「ちいちゃんのかげおくり」の教材研究が30分で終わります。
(今回はブログに上げるために後から綺麗に書き直しているので倍くらいかかっています。)
(でも、何を思ったのか電車の中で書いたのでそんなに見やすくないです。ごめんなさい。)
①教材研究とは
私の中では
(1)なんのために(目標の分析)
(2)どのタイミングで(第何次、第何時に)
(3)何をするかを(授業内容・活動内容)
(4)教材と相談すること
ではないかと思います。最後相談という言葉で濁しているのはキリがないからですね笑
私の中で、流す授業というのは(3)の何をするかだけを考えてやっている授業。ないですか?私は沢山ありました。笑
…笑えないですね。
そして今回のテーマは「最低限」ということなので、(4)を大きくカットします。どういうことかというと、
の力をお借りするということです。偉い人がすでに教材と対話して下さっています。書いてあることお借りしましょう。そして、(1)(2)(3)で10分ずつで30分です。
あと、このページ読んでますか?
最初の時間に読むことで見通しを立てることができます。
②目標の分析
まず、指導書の
のページをそのまま写します。
そして、何を学ばせたいのかを一つ一つ区切って確認していきます。ここの作業が1番大切だと思います。
そしたらなんとなーく教材と対話するふりをしながら
のページを読みます。
これで10分たちます。
③時間の把握
次にどのタイミングで何を教えるかを把握するために、
ここを写します。
迷わずⅠ案です。ここで悩んでも仕方ない。
(正直書くことを取り入れたくてⅠを選びましたが、本当は児童の実態に合わせて即決、迷ったらⅠ案)
これだけでほぼ10分過ぎてしまいます。笑
余裕があったら目標と照らし合わせてください。
④授業内容について
ここのページをパラパラと読みながら、さっきのノートに発問や、山場や、児童の反応をざっくりと書いていきます。
いかんせんページ数が多いので、そんなに深くは追えませんが。あとは前日に流れを確認したらすっと授業できると思います。
以上30分教材研究でした。
こんなの教材研究じゃない!って方もいると思いますが、最低限これくらいはしたいというものです。これくらいをやる時間を捻出することも出来ない日々が、1学期は続いていたので。
脱、明日の板書を考える授業準備。
どんな力をつけさせたいのかを明確に。
他の方が忙しい中でどうやって教材研究してるかもぜひお聞きしたいです!
「師」と名前のつく職業
先日知り合いの友人Aの、カットモデルになった。
また、帰省がてら医学部5年生の友人Bの家に泊まりながら話をした。
美容師と医師と教師。いろんな話をして行く中で、師と名の付く職業はかなり似ている点があるのではないかと思った。
教師はその腕で、教え子を成長させることを仕事としている。
医師はその腕で、患者の病気や怪我を治すことを仕事としている。
美容師はその腕で、客をおしゃれにすることを仕事としている。
他にも、
漫才師はその腕で、客を笑わせることを仕事としているし、
マッサージ師もその腕で、客を癒すことを仕事としている。
師と付く職業は、技術で人をどうにかすることを仕事としている。つまり、「技術」が必要なのだ。
また、教え子によっては発達や性格も違うだろうし、
患者によっては津軽弁を話してくるだろうし、
客によって髪質が違ったり、センスが違ったり、
笑いのツボが違ったり、好みの嬢が違ったりする。
人をどうのこうのする以上、そこには一人一人や、その場面状況で違ったアプローチが必要となる。ここには間違いなく「経験」が必要になる。
私は採用試験に志願し、望んで教員になった。そのくせ、辛い辛いと嘆いている。これは他の「師」を持つ職業の人に失礼なのではないかと思わされた。
美容師Aは現在4年目にして、「アシスタント」という位置にいる。
毎日仕事が終わってから終電まで、カットの練習をしている。自主的に。私のカットには2時間くらいかかった。髪質に合わないスタイルを興味本位で選んでしまったことを本気で申し訳なく思っている。笑
彼女は4月からようやくカット練習をし始めたらしく、早く一人前になりたいとの思いで、必死に頑張っている。
医学生Bは今実習で様々な科を回っているらしい。いきなり授業するのも緊張するものだが、いきなり生身の人間にカテーテルを突っ込むのはその比じゃなく緊張するだろう。また、後がつかえている中で、津軽弁を使いこなす患者から、必要な情報だけを抜き取り、時間内に診断と処方を決めるのもかなり大変なことだ。
美容師はアシスタントとして経験を積む、いわゆる修行の期間がある。医師も6年間の大学に加え、研修医という制度がある。師という職業は修行を積まなければなれない職業だと思った。それもそのはず、冒頭で記したように、「技術」と「経験」が必要なのだ。マッサはわからないけど。
教師はどうだろう。私は後ろでベテランの先生がついてくださっているが、自分の学級だから好きにしろと言ってくださる。こんなの他の業種にあるか??
私は今の担任を持たせてもらっている地位に甘んじて、辛い辛い言っていないか?自分が頑張った分全て跳ね返ってっくる、こんなの最高の環境じゃないか?
初任研で同じ部屋になった人は、すでに何年か講師経験があり、担任はまだ持ったことがないと言っていた。早く持ちたいと。我々はいかに最初から与えられた存在なのだろうかと。Aさんも初年度はは副担任にしたほうがいいと言っていた。そこで、色々学びながら、早く担任を持ってみたいという飢餓感をむくむくと育てていけば、壁にぶち当たっても突きやぶれるのではないだろうかと私も思う。
今、飢餓感に満ちている教員アカウントがTwitter上にたくさんある。
正規じゃないのに、自信を持って発信して、watchaに登壇する二年目、
https://twitter.com/Yoyyoyoyoyo812
学生なのに色んな人を誘ってwatchaを企画するやつ。
https://twitter.com/Myu05854938
本当にすげえなって思う。教員だけじゃなく、色んな若い奴から刺激を受けた夏。この恵まれた環境の中、自分には何ができるのだろうか。経験と技術を磨きながら、クラスの子に還元していくためには。
【生産性】所見を考えながら教材研究する
所見が大変だという話は前から知っていたため、少しずつ進めていたが、所見の「型」を知らないがために、それらのほとんどは無駄になってしまった。そして、直前になってなんとか終わらせたと思ったら、管理職との攻防が待っていて・・・。さらに、追い討ちをかけるかのように、スタンドから教材研究がなっていないとの助言が・・・。いやいや、そりゃそうなんだけどさ、もうアップアップ。「指導書通りにやれよって言ってんだろ」と言われ、しかし、それが出来ない現状があった。あっちの言うこともこっちの言うこともやり、すべてが中途半端になっていた。
そんな中、授業中にスタンドに呼び出され、「どうして指導書通りにやらないんだ」と言われた。指導書通りにやっているつもりだったが、子供の反応を見ながら変えている部分は確かにあった。見るに見かねたスタンドに、「次の授業は俺がやるから見てろ。ほら、まとめて」と言われ、授業中に声を発することができなくなり、子供に心配される始末。とことん、この仕事は向いていないと思った。
その後、実際に授業を見せていただいた。確かに、子供達はよく活動に取り組んでいた。その後、指導書を見ると、指導書通りの授業であった。自分は指導書の見方が全くわかっておらず、何回も読まないと、大切なことがわからなかったが、指導書と授業を組み合わせて見ることで、何が大切かが見えてきた。
一番大切なのは「目標」
これは一見当たり前で、何度も聞いた話だと思った。しかし、これを見失うと、いわゆる「流す」授業になってしまう。私の授業は流す授業になっていたなと感じた。
次に大切なのは「評価」
この視点は、所見に追われている今だからこそ得られたのかもしれない。そこまで考えて、スタンドが私に追い打ちをかけていたのだとしたら末恐ろしい。
どこまでできるようにさせたいのか、どの子に何をできるようにさせたいのか、この視点を持って授業をすると、評価が楽になると感じた。さらに、この授業で誰の所見を書くか考えておき、授業後にヤッホイしようと考えた。
そして、目標と評価を考えて、初めて手立てをどうするか考えることができる。今までの自分は、いきなり手立てに飛びついており、浅い授業だった。それが指導書通りの授業だと思っていた。
そして、自分なりに教材研究の仕方を考えてみた。
「ありがとう」を伝えよう(国語科 三年 光村図書 全5時)
①指導書を見ながら目標を書き写す。(10分)
その時、抽象的な言葉を具体的にする。例えば、目的や必要というのは、感謝を伝えたいという気持ちのことであるし、伝わるように工夫するというのは、「いつもありがとう」で終わりにせずに、「〇〇してくださったことで〇〇に繋がった」という書き方をできるようにさせたい。
②この授業で所見をヤッホイさせたい児童を想起する。(5分)
出木杉くんはとりあえず気にしない。今回は「書くこと」に関する授業である。1学期に国語科で所見を書いていない児童の中から、数名、ヤッホイさせたい児童をピックアップする。なるべく書くことが苦手な児童が良い。
その児童の所見で、「国語科「ありがとうを伝えよう」では、サッカーのコーチに普段の感謝を伝えるために(目的や必要に応じての部分)書き方を工夫して手紙を書くことができました。」と、ヤッホイできればその授業は勝ちである。
③具体的に授業中にすること(発問、手立て)を考える。(15分)
誰に何をさせたら勝ちかを考えたら、手立ては浮かんでくる。
例えば、最初に「誰に向けてありがとうを伝えたいか」と聞いてしまうと、友達や両親を思い浮かべてしまい、具体的な内容が書きにくい児童がいるかもしれない。そこで、最近お世話になった人(こと)を思い起こさせると、具体的な内容を思い出すことができ、そのあとの活動に繋がりやすくなる。と思ったら、指導書にちゃんと書いてあったりする。すごい。もうやだ。笑
という風に自分なりの教材研究の仕方を考えてみた。自分と同じように試行錯誤している人に参考にしていただけたらもちろん嬉しい。もしかしたら、え、当たり前じゃんと、思われるかもしれない。もっと効率的でいい方法があるのかもしれない。でもそんなのはわからなくて、これが今の精一杯。
だからこそ多くの人に読んでほしい。多くの人の意見をいただきたい。効率のよい教材研究の仕方を考えていきたい。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
長い目で見る2
木曜日にダウンした。
北国出身の自分にとってこの急な気温の変化と、冷房効いている部屋との温度差に耐えられなかったみたい。ずっと張っていた気の緩みもあったと思う。
年休1日使って休ませていただいた。
職員室の先生方でフォローしてくださった。ありがたさと申し訳なさで、、、
休む前は
あることを決意したためにモチベーションが上がっている。学習規律についてうだうだ言われてるけど、絶対に前よりできるようになっている。2回目の席替え。
— にっせん (@NIWASENBEI) 2018年6月25日
多くの人間と関わるほど、人は大きく成長できる。もっとできるようになっているところを見せられるようにしたい。
とか
この1週間でメンタルを持ち直そう。
— にっせん (@NIWASENBEI) 2018年6月25日
やらなきゃいけない、できてないところを一旦置いておいて、
やりたいこと、できているところに目を向けていこう。
自分のことも、長い目で見る。
とか言っていたくせに、結局良くないところ足りないところに目がいって、落ち込んでたところに追い討ち笑
ほんで、
多分80人弱の中学の同級生の中だとそれなりに勉強やってた方なんだと思うけどなぁ
— にっせん (@NIWASENBEI) 2018年6月28日
今こんなに辛く感じるのは甘え?
そうすると、俺が教えている子達は例え勉強出来るようになったとしても明るい未来が見えないよなぁ
みんな生きてて楽しいの?
ゆとり教育だもんなぁ
— にっせん (@NIWASENBEI) 2018年6月28日
普通はもっと強くなれるんだろうなぁ
完全にメンヘラですやん笑笑
タイムラインに流れてきた方々、大変申し訳ありませんでした。🙇
そんな私をいつも励ましてくださっている方々、本当にいつもありがとうございます。
親か何か?ってくらい皆さん気にかけて下さる。
生きてるから辛くて
— ななこ (@gdragonmf) 2018年6月28日
生きてるから楽しぃんですよね
勉強も辛さも悲しみも
喜びも楽しみも感動も
全てまるっと自分の力に変わって
いくと私は思っています
今の辛さはいつかにっせんさんの
力になります。
しんどい時は気持ちも体も
しっかり休めて下さいね
あー、長い目で見るって、一年とかの規模で見たってしょうがないよなぁ。人生が楽しいかを見極めるには少なすぎる。もっともっと長い目で、努力が報われるように楽しんで生きていくしかない。
にっせんさん
— ふてたん@2時起き (@kesuke03) 2018年6月28日
弱さを受け入れる人が強いんだよ
10年近くやっても
隣の芝生は超真っ青
いつも他の学級と比べたり
他の担任の先生と比べたり
誰かからの評価を気にしたり
僕にはできないことだらけって思うのかもしれないけど
あなただけじゃない
強くなきゃいけないことなんてない
的外れなら🙏
弱さを受け入れる強さかぁ。これは初任が1番持っている武器なのかもしれない。
この前若手さんにも初任のクラスの子達は恵まれているって言ってもらえたなぁ。初任で受け持った子達は何の先入観もなく、その子達のことを一生懸命考えるからだってさ。いつも、クラスの子達に申し訳なく思っている自分にとっては涙が出そうなくらい嬉しかった。ドライアイだから出なかったんだけどさ。
この、弱さを受け入れたりとか、先入観なくとかっていう初任の武器っていうのは大切にしていきたいと思った。
でも、捨てる勇気はまだないなぁ。みんなに迷惑かけてばっかなのに…でもとっても大切な視点だとは思っているし、もっとバリバリ出来るようになってからだなぁ。
子どものことも長い目で見ようって決めてるんだから、自分のことも長い目で見よう。一つ一つ、クラスで出来るようになっていることを認めよう。一つ一つ、学校のためになっていることを認めよう。さぁ、所見書くぞー!
お金の話
この前計算したら面白かったため、備忘録的に。
初任給はだいたい22万くらい。
これを安いと見るか、高いと見るか。
初任給で見ると安くない。一応大卒の平均よりは高い。
交通費も出るし、住宅手当も出る。
上手に働くと週休2日あって、給食も食べられて、子どもの成長に立ち会えることはとっても魅力的ではある。
決められた時間内の勤務であれば間違いなく、割のいい仕事である。
1年目からボーナスも貰えるらしい。すごい。
しかし、現状はブラックブラックと叫ばれている。
謎の法律のせいで週に1.6時間分は残業代が出ている(らしい)。定額働かせ放題って誰かが言ってたな。
今の残業時間だと時給換算すると1000円くらいかなぁ。もう少し高いかも。
で、今日は何を書きたかったかというと、そのお金はどこから発生して、どこに還元されるべきものなのかということだ。
普通の企業であれば、顧客のニーズに応えることで報酬を受け取り、それが社員に還元される。だから社員は顧客のニーズに応えられるよう努力する。
では、教員はどうか。そもそもは憲法26条の「学ぶ権利」から生まれた職業であるとすると、顧客は自分が授業する相手の児童生徒に当たるだろう。小学校は、だいたい担任が授業をするため、1ヶ月あたり、30人学級ならば一人当たり7300円くらい、40人学級ならば一人当たり5500円くらいの価値が授業になければならない。私の学級は30人くらいで、月に92コマくらいを担当するため、1授業につき一人当たり80円くらいの価値があることになる。
しかし、子供はお金を出して評価することが出来ない。お金を出しているのは確かに行政であるし、学校にクレームを入れることができるのは地域の人や親だ。もし親も顧客に含めるならば、一人当たり7300円を授業だけでなく生徒指導であったり、しつけの部分にも当てなければいけない。地域の人も含めるならば、登下校の安全指導や、遊んではいけない場所を子供に押し付けなければいけない。行政も含めるなら、学力テストや体力テストをしなければならない。そうやって、本来の顧客でないところの大きな声によって、何が大切なのかを見失ってしまう。そして、肝心の顧客の声は、切り取られたり、潰されることが多い。
この辺りの顧客意識に関して、憲法や法律は専門でないので、批判意見をいただけるとありがたい。
しかし、もちろん私は公務員であるから、法律には従うし、やらなければいけないことはやる。
しかし、大切なのは毎回の授業にちゃんと1人80円の価値を持たせられているかということだと思う。
このリプライを貰ってからずっと考えていたこと。初任は言い訳にならない。色々仕事はあるけどそこだけは妥協せずに最優先でやっていきたい。
発信を続けていると、こうやって自分の考えを深めるコメントを貰えることがある。とってもありがたいことだ。
これからも続けていこう。
自分の特性について〜強みと弱みは紙一重〜
落ち込んでたのをブログに書いてたら、思考が整理できて吹っ切れたので続けざまに。
初任のくせに強みなんかないですという感覚で働いていた今まで。そら、後ろにスタープラチナがいるので、彼を越す強みなんて持っていない。でも、働いてみて、子どもと過ごして、他の教員の方と接して、強みと弱みがわかって来た。卑屈だった思考を捨て、客観的に自己分析してみる。
自分の特性について
①学ぶことは好きだ。しかし、興味を持たないとやらない。興味を持ったと思ってもさほど続かない。飽き性。これは結構致命的な弱点。逆に言うと何にでも興味を持てるのは強み。
②整理整頓は好き。きちっと片付いている状況は心地よい。だけど苦手。時間がかかって、途中で飽きる。
③人との距離感が近い。初対面の人には比較的好印象を抱かれることが多い。しかし、後々私のことが嫌いな人からは馴れ馴れしいと思われてしまう。
④理科が得意。あえて書かせてもらう。小学校で教えるための知識はまだまだ足りない。しかし、新しい知識を吸収できる素地はあるつもり。他の教科はこれがまだないため、教材研究に時間がかかる。
⑤中二病。青い。哲学者って中二病だよね。そのかわり思考の整理は得意(?)。ブログ書いてるからかも。
⑥マルチタスクが苦手。頭の中で様々なことを並列に考えることが苦手。教員向いてないわそんなの。なんとか習慣化して、日々のタスクを頭の中で考える必要が無い状態にしたい。
⑦話す聞く読む書くが苦手。やっぱり教員向いてないわ笑。子どもと一緒に勉強していこう。
⑧教員になりたくなったのは2年前。それまでは別の道を模索していた。そのため、学校の当たり前に興味がなさすぎて知らなすぎる。これは強み?弱み?
⑨学校が嫌い。強制されるのが嫌い。社会不適合者じゃん笑。でも最近わかった。嫌いじゃなくて、苦手。
⑩行動力がある。これは危うさでもある。
かなり特別な支援が必要な感じ。
人の特性なんて、そうそう変えられない。なりたいようになれる部分と、どうしてもならない部分がある。そこを甘えと捉えるか、問題を見つけ、別の解決策を探すか。
気合いが足りない、努力が足りない、適性が足りないと思っていたころ(つい先日)はとっても辛かった。何にでも手を出して、わけわからなかった。自分の特性をもう一度見つめ直そう。何をすべきか見えてきそう。守破離の守すらまだできていないけど。オーソドックスを真似ることが、私にとって苦手なこと笑。
また、思いついたら更新しよう。
初の研究授業が終わり
この前、初任研の学期に一回の研究授業が終わった。
研究授業をすることは好きだった。2回の実習で研究授業をしていたため、気楽に構えていた。
しかし、誤算だった。1つは担任業務をこなしながら指導案を練らなくてはいけないこと。そもそも毎日大変なのに、その中で指導案の業務が増えるとか地獄すぎる。全然準備が終わらなかった。2つ目は国語の研究授業だったこと。そういや今まで2回はどちらも理科だった。国語の指導案の書き方すらわからない中で何度も直された。
進度がどうなるかの見通しが立たなかったため、小単元漢字の広場に挑戦。書く単元で研究授業って難しいんだなぁ。
終わった後は様々な先生に様々なことを教えていただいた。というか、ダメ出し?知識不足、教材研究不足、指示の出し方が悪い、児童の見取りが甘い、テンポが悪い、板書が下手、学習規律がなってない、そもそもの単元構成がおかしい等。書いててへこむなぁ。その日は当然へこんだし、でもこれから頑張ろうと思えた。
そして次の日。早速放課後にスタンドからお呼びがかかる。
〇〇って言ったよね。なんでやらないの。
えっと…。
そこからは地獄。後ろで見られていると子供の前でも笑えない。
そして放課後呼び出されて同じことを指導される。
マルチタスクが苦手な自分には、この仕事向いていないなと思わされた。正直辞めたいと思った。
同じ初任の子が体調を崩して休んだ日は、ホッとしてしまう自分がいた。かなり頑張っている方だったため、やっぱあんなに頑張り続けるのは無理だよねと、自己正当化していた。それに気づいて、ああ、やっぱり自分には向いてないかもしれないと思った。
子供は可愛い。自分の拙い指示でもついてくるし、頑張って様々な活動に取り組んでいる。ファーストペンギンになりたがりが沢山いる。知らない奴が見たら、学習規律がなっていない、学級崩壊待った無しと言うかもしれない。しかし、私はもう学級崩壊の心配はしていない。いや、チョットはしてるかもだけど笑 そんな中で、自分の実力不足が本当に申し訳ない。
さて、今回の結論。そんなに一気に成長することは不可能。無理!
知識不足、教材研究不足、指示の出し方が悪い、児童の見取りが甘い、テンポが悪い、板書が下手、学習規律がなってない、そもそもの単元構成がおかしい…そんなの最初の年の1学期で出来るようになるわけないだろ!
私はもう諦めた!
誰が何と言おうと一歩一歩成長してるんだ。
そもそも、言われたことをこなすので精一杯。単元はそれなりに進めているし、毎日出勤して、毎日残業して、土日もどっちかは来て仕事して…。ああ、先週は2日とも来たな。だから今日で13連勤?もっとかも。十分だろ!貰ってる額からしたら。
その中で自分を高め、成長させるのはボランティア。でも、どれだけ成長したところで、給料は変わらない。その成長のためになけなしの給料で本を買う。歳をとったら給料は勝手にあがっていく。あーもうなんなん!
というわけで、これから最優先にすべきはタスク管理。膨大な仕事量の中で、必ず1時間は明日の教材研究にあてるみたいなのはだめ。まずは仕事を早く終わらせる。そこで、浮いた時間を自分の成長のために使っていく。誰になんと言われようと、まずはそれ。学校に来ればオッケー。後ろで見てる人なんか気にしてたってしょうがない。笑って過ごそう。間に受けない。一歩ずつ。子供のことも長い目で見るって決めたじゃん。自分のことも、長い目で見ていこう。誰がなんと言おうと。自分がやりたいようにやる。
アドバイスは自分に自信がないと、自分を潰してしまう。
そんなことを学んだ研究授業であった。