初任者は大変だよね←でも何が大変かは人によって違う。
今週うちの学校に実習生が来たが、私は言わばこの学校での実習6週間目というレベル。
え、ほとんど実習生ですやん。
そんな初任者に対して、周りの先生たちは初任は色々と大変だよねと声をかけてくださる。
とてもありがたいことだ。
しかし、その色々は何を指しているのだろうかと最近考えさせられる。
私には同居人がいる。その方も同じように22歳の初任者だ。金曜の夜帰ってくるなり大声でむせび泣いていた。
話を聞くと、学級指導に対して保護者からクレームが入ったらしい。しかも複数件。さらに報連相を怠ったとかで管理職からの指導が入った。さらにさらに、その日は地域行事の打ち上げとかに参加しなければならなかったらしい。2次会まで参加したそう。
次の日も朝涙が止まらず、私は教師に向いていないと繰り返していた。
何とか落ち着いたと思ってHOPPAに参加しに行ったが、動悸が止まらないということですぐに帰宅。
そんな中でセミナーなんか行っている場合ではなかったかもしれないが、今回だけはたまたま功を奏し、セミナーで学んだことをカウンセリングに活かすことができた。
どうやら、前から抱えていた思いがあり、今回の件で堰を切ったように溢れて来たらしい。1つ1つの思いを紙に書き出し、今後どのようにしていったらいいかを2人で相談して、少し落ち着くことが出来た。
今回の件を受けて考えたこと。
初任が抱え込むと学校としてもデメリットがある。報連相をしなさいと指導するのは簡単だ。本人もした方がいいことはわかっている。しかし、タイミング的に言いにくい時もある。この、タイミングを伺っている時間、すごくストレス。若い人ならわかると思います。
初任がいる学校の先生へ
今日のクラスはどうだった?
報告することある?
この一言だけで、助かる初任者はかなり多いと思います。お仕事が忙しいと思うので、ひと段落したら一言声をかけてあげると、救われる人はとても多いと思います。
初任の方へ
大変だと思うことは人それぞれですよね。
私は貰っている金額が違うんだから大した期待されていないと割り切っていますが、責任感が強く、ちゃんとしなきゃと思う先生も多いのではないでしょうか。
私は空気が読めないので、すぐに聞いたり報告したりしてしまいますが、それでも多少は気を使います。これが、場の空気を読める人だったら相当なストレスですよね。
私はストレスを感じにくいかわりに、細かな気配り、目配りが苦手です。書類作成も全然出来ません。言葉遣いも変で、整理整頓ができません。すぐに調子に乗って失敗します。物忘れも激しいです。
結局初任者だから大変なことってそんな多くなくって、その人によって得意なことと苦手なことがあって、初任者は環境の変化によって、それがものすごく大きく感じるということなのではないかと思います。
自分が何が得意で、何が苦手なのか、自己分析して、周りの先生に赤裸々に打ち明けることがとっても大切だと思います。
それは他の先生方にとってもメリットがあることだと思います。だってこんな人手不足で潰れられたら学校としても困りますもん。
長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。私は初任の仕事は毎日学校に来ることだと思います。今日も学校に来たよ!褒めて!くらいのテンションでやっていきましょうよ。