にっせん奮闘記

新任の小学校教諭です!日々の学びを記録していきます!

初の研究授業が終わり

この前、初任研の学期に一回の研究授業が終わった。

研究授業をすることは好きだった。2回の実習で研究授業をしていたため、気楽に構えていた。

しかし、誤算だった。1つは担任業務をこなしながら指導案を練らなくてはいけないこと。そもそも毎日大変なのに、その中で指導案の業務が増えるとか地獄すぎる。全然準備が終わらなかった。2つ目は国語の研究授業だったこと。そういや今まで2回はどちらも理科だった。国語の指導案の書き方すらわからない中で何度も直された。

進度がどうなるかの見通しが立たなかったため、小単元漢字の広場に挑戦。書く単元で研究授業って難しいんだなぁ。

終わった後は様々な先生に様々なことを教えていただいた。というか、ダメ出し?知識不足、教材研究不足、指示の出し方が悪い、児童の見取りが甘い、テンポが悪い、板書が下手、学習規律がなってない、そもそもの単元構成がおかしい等。書いててへこむなぁ。その日は当然へこんだし、でもこれから頑張ろうと思えた。

 

そして次の日。早速放課後にスタンドからお呼びがかかる。

 

〇〇って言ったよね。なんでやらないの。

えっと…。

 

そこからは地獄。後ろで見られていると子供の前でも笑えない。

そして放課後呼び出されて同じことを指導される。

マルチタスクが苦手な自分には、この仕事向いていないなと思わされた。正直辞めたいと思った。

同じ初任の子が体調を崩して休んだ日は、ホッとしてしまう自分がいた。かなり頑張っている方だったため、やっぱあんなに頑張り続けるのは無理だよねと、自己正当化していた。それに気づいて、ああ、やっぱり自分には向いてないかもしれないと思った。

子供は可愛い。自分の拙い指示でもついてくるし、頑張って様々な活動に取り組んでいる。ファーストペンギンになりたがりが沢山いる。知らない奴が見たら、学習規律がなっていない、学級崩壊待った無しと言うかもしれない。しかし、私はもう学級崩壊の心配はしていない。いや、チョットはしてるかもだけど笑 そんな中で、自分の実力不足が本当に申し訳ない。

 

さて、今回の結論。そんなに一気に成長することは不可能。無理!

知識不足、教材研究不足、指示の出し方が悪い、児童の見取りが甘い、テンポが悪い、板書が下手、学習規律がなってない、そもそもの単元構成がおかしい…そんなの最初の年の1学期で出来るようになるわけないだろ!

私はもう諦めた!

誰が何と言おうと一歩一歩成長してるんだ。

そもそも、言われたことをこなすので精一杯。単元はそれなりに進めているし、毎日出勤して、毎日残業して、土日もどっちかは来て仕事して…。ああ、先週は2日とも来たな。だから今日で13連勤?もっとかも。十分だろ!貰ってる額からしたら。

その中で自分を高め、成長させるのはボランティア。でも、どれだけ成長したところで、給料は変わらない。その成長のためになけなしの給料で本を買う。歳をとったら給料は勝手にあがっていく。あーもうなんなん!

 

というわけで、これから最優先にすべきはタスク管理。膨大な仕事量の中で、必ず1時間は明日の教材研究にあてるみたいなのはだめ。まずは仕事を早く終わらせる。そこで、浮いた時間を自分の成長のために使っていく。誰になんと言われようと、まずはそれ。学校に来ればオッケー。後ろで見てる人なんか気にしてたってしょうがない。笑って過ごそう。間に受けない。一歩ずつ。子供のことも長い目で見るって決めたじゃん。自分のことも、長い目で見ていこう。誰がなんと言おうと。自分がやりたいようにやる。

 

アドバイスは自分に自信がないと、自分を潰してしまう。

 

そんなことを学んだ研究授業であった。